2017年4月16日、「サイレントマジョリティー」にてメジャー・デビューした欅坂46(現櫻坂46)が、デビューからちょうど1年を記念して、欅坂46 1stアニバーサリーライブを行いました。
会場は東京・国立代々木競技場第一体育館、来場者はおよそ12000人を数える大熱狂の場に、後に日向坂46として大ブレイクすることとなる、当時まだひらがなけやき(けやき坂46)だった一期生メンバーも出演していました。
この記念ライブで行われた重要な出来事は、なんといっても、けやき坂46新メンバー募集のサプライズでした。
そして、このサプライズには、後に判明する重大な事件が裏で起こっていたのです。
ライブでサプライズで流すはずだった「2期生募集」の告知映像が、スタッフの手違いでリハーサル中に流されてしまったという。当時まだ知名度も今ほどではなかった1期生たちは、ショックを受け号泣。佐々木は「みんなとりあえず、1人になりたかった。号泣だったから、『とりあえず部屋に入ろう』ってなって」と説明。メンバーが衣装部屋に入ったところで、「私がカチャッてやっちゃいました」と、部屋にカギをかけて立てこもり状態にしたという。
引用元:スポニチスクエア
これが、ひらがなけやき時代に起きたいわゆる「衣裳部屋立てこもり事件」です。
告知当初こそ大きなショックを受けていた一期生メンバーたちも、今は幾分落ち着き、当時のことをTV番組「日向坂で会いましょう」などで話す機会が多くなってきたようです。
しかし、なぜ立てこもり事件が起きたのでしょうか。
もちろん表向きは、スタッフの手違いによってサプライズ映像をメンバーに見られてしまったことが原因であるとされています。
ただ、この点について率直に言うと、本当はスタッフのミスなどではなく、仕組まれたものではなかったのかと言う声もあるのです。
この記事では、立てこもり事件の真相とされる一つの説をとりあげるとともに、この立てこもリ事件が、後に佐々木美玲さんに与えた大きな影響についてお話します。
日向坂ファンの方はもちろん、将来芸能関係の仕事に携わりたい方に有益な情報となるでしょう。
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※この記事は独自の取材とルートで得られた情報に基づいて作成しています。
立てこもり事件はなぜ起きた?佐々木美玲センター曲はここで生まれた
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立てこもり事件の不可解な点
繰り返しになりますが、立てこもり事件の発端は「新メンバー増員」の映像をスタッフがひらがなメンバーが裏にいることを知らずにテストで流してしまったことだとされています。
ここで、不可解だと言われているのが以下の3点についてです。
- 映像テストのタイミング
- 別カメラの存在
- スタッフの情報共有
映像テストのタイミング
- ひらがなメンバー全員が裏に残っていたこと
- そこがモニター(ステージ大画面)の見える位置だったこと
- モニターテストで「新メンバー募集」のサプライズ映像をわざわざ使ったこと。あるいはそのテストの順番 など
別カメラの存在
後に公開された日向坂46のドキュメンタリー映画(予告編)に、この時の様子が一部映像として残されています。
古くはAKB時代から、イベントやライブの折には「ドキュメント」映像を残しておくために、別カメラがメンバーに付いて回っていたことはよく知られています。
例えば、スキャンダルで卒業するメンバーが皆に謝罪している様子など「よく撮れていたな」と思うことがありますが、これらは予め用意されていた別カメラがあるからです。
この時の画が残っている以上、「新メンバー増員」の映像をひらがなメンバーが見てしまった時、この別カメラの担当はメンバーが裏に残っていることは知っていました。
スタッフの情報共有
そもそもの根本的問題としてサプライズ情報の漏洩に対してあまりにも杜撰だったことも不可解に感じます。
例えば、いち民放番組であってもゲストの存在を伏せるなどの番組趣旨があった場合、厳戒態勢で漏洩防止につとめるものです。
そうでなければ、番組自体が根本から成り立たなくなることが多いため、リハの時間等も十分気をつけています。
この時の欅坂46 1stアニバーサリーライブは、漢字21名、ひらがな12名の計33名が出演していました。
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「新メンバー増員」映像は故意に流された?
以上のような理由から、あくまで一つの仮説としてですが、あのサプライズ映像はひらがな一期生にわざと見せるために流されたのではないかと言う話も出ていました。
そこにどんな意図があったのかは、予定調和を嫌う坂道のドキュメンタリーですから、色々な理由が想像できるでしょう。
ただし、映像を見てしまったひらがなメンバーが衣裳部屋に立てこもってしまうことまで予想していたかどうかは不明です。
爪痕を残したのは佐々木美玲の反応だった
当時、ショックを受けたメンバーがどのような反応だったか、メンバーの加藤史帆さんは後にこう語っています。
「泣きわめいている人もいれば、怒っている人もいれば、ライブ出ないって言っている人もいたりとか、(中略)」
引用元:「3年目のデビュー」予告編
憤慨するメンバーの中で、衣裳部屋のカギをかけ、涙をながしながら「もう、皆やめよう」と言い出したのが佐々木美玲さんでした。
この時の佐々木美玲さんはいわば、この衣裳部屋立てこもり事件の首謀者だった言えます。
運営の立場からしてみれば、この行動を良しとせず、今後佐々木さんには厳しい目が向けられるだろうと誰もが考えるところでした。
ところが、案に相違してこの約1年後、運営は佐々木美玲さんに対して思いもよらない逆の対応を示したのでした。
佐々木美玲センター曲「イマニミテイロ」誕生
日向坂46となって活躍する今の彼女たちからは想像できませんが、ひらがなけやき時代はどうしても欅坂46(現櫻坂46)の陰に隠れて、不遇の時代を過ごしてきました。
そんなひらがなけやきを代表する楽曲を世に出すとするならば、おそらく「負けてたまるか」と言った反骨精神。
「イマニミテイロ」から「期待されていない自分」に至るまで、その頃の悔しかった想いはまさしく歌詞の中に込められています。
そんなひらがなけやきの楽曲センターを、佐々木美玲さんが担ったのでした。
それから
2期生が加入してからの日向坂46の目覚ましい活躍ぶりは、周知のとおりです。
日向坂46に改名してからは、最近1st写真集の発売も決定した2期生小坂菜緒さんがセンターを務めることが多くなりました。
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佐々木美玲さんがセンターとなって「イマニミテイロ」と強い意志を示してきた楽曲は、2期生の加入とともに次第に女の子らしい「アザトカワイイ」楽曲へと変化していきました。
そして、加藤史帆さんセンターの新曲「君しか勝たん」へとつながっていきます。
まとめ
- 衣裳部屋立てこもり事件はスタッフのミスが原因とされているが、意図的に仕組まれた可能性もある
- そのようなシナリオが仕組まれた理由は色々と想像できるが、一説には運営がひらがなメンバーの反応を窺う目論見があったとされる
- 運営側がこの時感じたあるインスピレーションは、約1年後に佐々木美玲センター曲となって一つの形となった
佐々木美玲さんと約10秒お話してみませんか?
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