2021年5月26日に発売する日向坂46の5枚目シングル『君しか勝たん』のヒット祈願としてチアリーディングに挑戦することが、5月17日放送の冠番組「ひなあい」(dTVチャンネルで配信)の中で発表されました。
タイトなスケジュールの中、必死に練習するメンバーの姿は番組でも放送され、そして、本番の生配信を見事に踊り切りました。
「日向坂46 5thシングル『君しか勝たん』ヒット祈願 ~世の中に元気を!~チアリーディングに挑戦!~」生配信をご覧いただき、本当にありがとうございました☀️#日向坂で会いましょう#日向坂46#君しか勝たん#君しか勝たん全力笑顔全力チアhttps://t.co/O4RwbmcZx0 pic.twitter.com/N8HJT2Ydbt
— 日向坂46 (@hinatazaka46) May 26, 2021
さて、日向坂46のチアリーディングは、たしかに大きな感動を私たちに与えてくれましたが、この感動とは全く別の部分でどうしても気になることがあるという人はいたはずです。
それは、
チアリーディングのスカートにしてはちょっと長すぎないか?と言う点です。
これが気になっているのは大半が男性だとは思いますが、決してやらしい目線からではなく、運営者のビズネス戦略と言う観点から、これについて説明していきます。
スカートが長かった理由を率直に言えば、契約上、露出してはいけない範囲が決められていたためです。
以下、詳しく解説していきます。
この記事は日向坂46ののファンに方はもちろん、将来芸能関係の仕事に携わりたい方にとっても有益な情報となるでしょう。
※この記事は独自の取材とルートで得られた情報に基づいて作成しています。
なぜチアリーディング生配信の日向坂46はスカートが長かったのか?
チアに限らず女性ダンサーの履くことが多いブリーツスカートは、踊りやすさなど機能性を重視しているため、丈が短めになっています。
およそ、丈33~42㎝、これ以上長いと見た目にもすぐわかります。
今回、生配信でチアリーディングを披露していた際、日向坂46のメンバーが履いていたブリーツスカートの丈は、少なくとも42~45㎝以上はあったと推定されます。
これは、少し腰をかがめると膝頭が隠れてしまう位の長さですので、普通に考えても、激しく踊るチアのスカートにしては長すぎます。
ちなみに、ブリーツスカートではなかったようですが、映画「チア☆ダン」(U-NEXTで配信中)のスカート丈と比較してみるとわかりやすいはずです。
映画「チア☆ダン」特別編集で放送決定 広瀬すずからコメント到着@Suzu_Mg #チアダン
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— モデルプレス (@modelpress) May 21, 2020
日向坂46が長すぎるくらいのブリーツスカートを履いて、チアリーディングをしなければならなかった理由は、以下2つの契約が深く関係しているのです。
- マネジメント契約
- スポンサー契約
マネジメント契約
日向坂46の事務所はSeed & Flower合同会社であり、メンバーは専属マネジメント契約を結んでいます。
契約内容の詳細まではわかりませんが、タレントの肖像権や著作権などの主な権利は事務所に帰属するため、営利目的でタレントの露出を制限してしまうことも理論上は可能です。
つまり、例えば写真集で水着を初披露させ、その売上を伸ばすために、普段から肌の露出を一切禁じるということもできるわけです。
ちなみに運営が規格するスカート丈の長さは、床から一定の長さでそろえるいわゆる床寸を基準としているため、今回のチアでは床寸がバラバラだったことから、スポンサーの意向が強かったとみています。
スポンサー契約
これも、詳しい契約内容まではわかりませんが、日向坂46を支援するスポンサーは、当然自社の利益になるような条件で契約を結びます。
例えば、和服を売っている会社なら、タレントになるべく自社の和服を着てテレビに出演するように依頼することもあります。
日向坂46の場合、今回のチアリーディングと過去の映像等を鑑みると、
- ひざ上数cmを超える露出
- ひじ上数㎝を超える露出
どうやら、このあたりに制約があるようです。
ひざ上数㎝を超える露出
日向坂46は、普段の制服や衣装を見てみても肌の露出が控えめです。
例えば、「ひなあい」(dTVチャンネルで配信)以外の外番組に出演していても、メンバーは長袖ロングスカートの日向坂の制服を着ています。
これは日向坂46としてオファーを受けているため、契約上、安易にスタイリスト用意や自前の衣装を着ることができない事情があります。
5thシングル「君しか勝たん」のMusic Videoの再生回数が500万回を突破致しました🎉
500万再生ありがとうございます!沢山の方に愛される楽曲になれたらとても嬉しいです。おひさましか勝たん🌞💙
by 佐々木久美#日向坂46#君しか勝たんhttps://t.co/FiKfPldeCthttps://t.co/O4RwbmuAVA— 日向坂46 (@hinatazaka46) May 25, 2021
ちなみに、まだ「ひらがなけやき」だった約3年ほど前、佐々木久美さん、東村芽衣さん、松田好花さんの3名はある番組でチアダンスをした経験があります。
その時は、今回とまるで違う半袖のシャツと短めのスカートを履いていました。
どうやら、あの時期のスポンサー契約は緩めで、制約が厳しくなったのは日向坂に改名してからここ数年のようです。
ひじ上数㎝を超える露出
肘から上も露出には厳しいようです。
チラリと見える程度は許容範囲のようですが、いわゆる「二の腕」のあたりまで常時見える状態であることは許されていないようです。
かつて、メンバーの一人、東村芽衣さんがshowroom配信の中で「筋肉見せて」と言うコメントに答えようとして、袖をまくって二の腕を見せようとした瞬間、スタッフが慌てて止めるという一幕がありました。
日向坂46が肌を露出するためには
以上見てきたように、日向坂46は露出できる範囲が限られているため、着用する衣装にも細かい制約が入ります。
もしも、今回のようなチアリーディングや今後のグラビア撮影等で、メンバーの肌の露出が伴う場合、運営自身の決定はもちろん、権利関係が生じるスポンサー全ての許可を得るか、もしくはその権利(使用)を買う必要が出てくるのです。
まとめ
- チアリーディング生配信で日向坂46が履いていたスカートは長すぎだった
- それは、肌を露出できる範囲に制約があるため
- 詳細な契約内容は不明だが、専属マネジメント契約と各スポンサー契約によるもの
- 日向坂メンバーに短いスカートを履かせるには、権利元の許可を得るかその権利(使用)を買う必要がある
日向坂メンバーと約10秒お話してみませんか?
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