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AKBはなぜ写真集を出し続けるのか?横山結衣「未熟な光」売れる?

写真集 芸能エンタメ

AKB48のメンバーの名前を全て答えることができる人はどれだけいるでしょうか。

もちろん、今もって全力で応援している方はたくさんおられると思いますが、世間一般的には乃木坂46をはじめとする「坂道グループ」に大きく水をあけられているというのが実情ではないでしょうか。

そんな下火になりつつあるAKB48ですが、メディア露出こそ減っては来ているものの、その一人一人の才能が決して劣っているわけではないでしょう。

ただ、例えばイベント客数、グッズ等の売上といった目に見える数字が、全盛期と比べようもなく落ち込んでいるという事実があります。

それがもっとも如実にあらわれているのが写真集の売上です。

 

もっとも、元乃木坂46白石麻衣さんの写真集の累計発行部数50万部は別格だとしても、坂道グループの誰かが写真集を今出せば、まず2万部はくだらないと言われます。

直近でみれば、日向坂46の齊藤京子さんの写真集は売れに売れて、発売前から増刷が決定し発行部数は軽く10万部を超えました。

 人気アイドルグループ・日向坂46の齊藤京子の1st写真集『とっておきの恋人』(主婦と生活社)が週間8.4万部を売り上げ、2/1付「オリコン週間BOOKランキング」、同ジャンル別「写真集」で、1位を獲得した。

引用元:朝日新聞DIGITAL

 

◆「とっておきの恋人」について詳しくは別記事で詳しく解説しています。

 

他方、AKB48の誰かが今、写真集を出しても1万部に届くかも危ういというのが出版業界での通説となっています。

こんな現状では、「AKB48からはもはや写真集が出せないのではないか?」と危惧する声もずっとあがっていましたが、一貫してAKB48は写真集を出し続けています。

売上が減少しているのに写真集を出し続けるのはなぜなのでしょうか。

いくつか理由がありますが、一番はグループ全体の底上げのためです。

これはAKB48に限ったことではありませんが、一般的にアイドルグループの運営者はメンバーの一人が写真集を出す場合でも、それを単体として見てはいません。

写真集を出すメンバーがいると、そのグループ全体の商品価値が上がると言う考え方が根底にあるのです。

以下、この点について詳しく解説していきます。

この記事は、AKB48がなぜ売れなくなっても写真集を出し続けるのか、2月22日に初の写真集を出すAKB48チーム8の横山結衣さんのケースを紹介しながらご説明していきます。

今回、自分の誕生日である2月22日に記念すべき1stソロ写真集を発売する横山さんの「未熟な光」は、果たして売れるのでしょうか。

AKB48をはじめアイドルに興味がある方にとって有益な情報となるでしょう。

 

 

横山 結衣(よこやま ゆい、2001年2月22日 – )は、AKB48チーム8およびチームKのメンバー。青森県出身。DH所属。

引用元:エケペディア

 

※この記事は独自の取材とルートで得られた情報に基づいて作成しています。

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AKBはなぜ写真集を出し続けるのか?横山結衣「未熟な光」売れる?

一人の写真集がグループ全体に貢献する

実際、写真集の宣伝で本人はメディア露出が増えますが、必ずグループの誰かが一緒に出演することになります。(いわゆるバーターに近い)

仮に写真集が売れなかったとしても、出版社が納得できる額と最低限の利益だけペイできれば、そのアイドルグループが得られる恩恵は十分にあるのです。

逆に言えば、今のAKB48がそこまで追い込まれているという見方もできますが、写真集を出し続けることによる生き残り戦略は、功を奏し続けているわけです。

表には見せない写真集の予算

言い換えると、写真集を出すことに意味があるので、肝心なのは売れないことも見越して、予めできるだけ少なく予算を見積もっておくことです。

具体的には、出版社とタレント側の利益は最低限確保しつつ、例えば、以下のような部分で節約していきます。

  • ロケ地とその交通費
  • カメラマンのギャラを歩合にする(少額で済むなら取っ払い)
  • ページ数 など

売り上げ減少しているとはいえ、AKB48の写真集は累計発行部数なら1万に届くものもまだ期待できます。

1万に届けば写真集はなんとか「売れた」といえますので、上記のような予算を組みつつ1万部を目指すのが、今のAKB48写真集の戦略なのです。

 

ロケ地は青森でしょうか。

 

 

アイドル写真集の特徴

そうは言っても、AKB48運営側が写真集が売れるための対策を何も講じてこなかったわけではありません。

ここからは、AKB48と坂道グループの写真集を例に、売れる写真集を出すために運営者が講じてきた対策とその傾向をご説明します。

そして、それは今回の横山結衣さんの写真集にも当てはまるのでしょうか。

アイドル写真集の3大要素

秋元康プロデュースの歴代アイドル写真集から見て取れる3つの特徴というものがあります。

それはすなわち、

  1. 写真集が売れる要素
  2. 写真集が売れない要素
  3. 写真集が売れるか売れないか不明な要素

であり、これらをさらに具体的に言い換えると、次のようになります。

  1. 水着がある
  2. エース・センター経験に依存する
  3. 過去にスキャンダルがある

以下、詳しくご説明します。

 

水着がある

その写真集が売れるかどうかは、水着のカットがあるかどうかに大きく左右されます。

しかし、近年のAKB48の写真集は水着どころか「手ブラ」といったより過激なカットが多く収録されているにも関わらず売れていません。


 

人気メンバーの加藤玲奈さんがこれだけ過激なカットに挑戦したにもかかわらず、初週売上は9000部少しでした。

もっとも、これでも十分売れたとも言えるはずですが、AKB48にしては予想を下回ったということなのでしょう。

AKB48の加藤玲奈の写真集が3月末に発売され、その過激さが“48グループ最大露出”と話題になっている。ぬいぐるみで胸を隠しているカットをはじめ、美尻や下着姿も惜しみなく披露。近年、アイドル写真集が何かと話題に上り、売り上げも好調だが、同時に露出傾向にあり、過激化の一途を辿っている。

引用元:オリコンニュース

 

同じく、永尾まりやさんの写真集も過激でセクシーでしたが、初週売上はまさかの2500部程度でした。

 


水着以上にセクシーなカットがあるにも関わらずAKB48の写真集が売れない理由は、乃木坂46の写真集が売れていることを考え合わせれば、答えはわかりきっています。

全盛期のころからAKB48はグラビア雑誌をはじめ水着のカットを惜しげもなく披露してきました。

一方、乃木坂46はモデルとしてファッション雑誌に掲載されることは多くても、水着のカットは写真集でしかほとんど見ることができません。

同じ水着カットでも、すでに商品価値としての差が大きく開いてしまっているのです。

従って、AKB48は商品価値を上げていくためにも、水着以上のより過激なカットに走らざるを得なくなったわけです。

エース・センター経験に依存する

だからと言って、既存の商品価値を活かすべく、元々人気のメンバーを写真集に出せばいいというものでもありませんでした。

例えば、SKE48のエースで不動のセンターと称され、人気も上位の松井珠理奈さんでも、やはりセクシーさを前面に押し出しても、初週売上は22000部にとどまりました。

すごい売り上げだと感じますが、当初は軽く7万部を超えるだろうと言われ、そのように準備していた出版社は多くの在庫を抱えてしまったと言われています。


グループのエースやセンター経験者、または総選挙上位のメンバーであっても、もはや写真集の売上とは無関係になってきているのです。

過去にスキャンダルがある

主に熱愛スキャンダルですが、過去にスキャンダルが発覚したメンバーが率先して写真集を出す傾向は確実にあります。

一見すると、「仮にも過去にファンを裏切るようなことをしたアイドルの写真集を誰が買うか」とそっぽを向かれそうに思いますが、運営者はどうやら逆の考え方をしているようです。

そのスキャンダルが写真集の売上にプラスに働くかマイナスに陥るかは、その時々で異なるようです。

指原莉乃

2012年6月に週刊文春で、元カレとされる男性が指原莉乃との熱愛を暴露し、研究生時代に付き合っていたことが公になりました。

2016年3月22日 写真集「スキャンダル中毒」を発売、初週売上は30000部。


大場美奈

2011年9月、過去のブログの内容によりメンバーやファンに迷惑をかけたとして謹慎を発表し、キャプテンを辞任しました。

2019年8月2日 写真集「本当の意味で大人になるということ」を発売、初週売上は7000部。


松村沙友里

2014年10月8日、書籍編集者の男性既婚者と飲酒後に路上キスしているところを『週刊文春』で報じられ、後に謝罪。

2017年12月12日 写真集「意外っていうか、前から可愛いと思ってた」を発売、初週売上は22000部。


 

以上は、ほんの一例ですが、他にも過去スキャンダルが発覚して、後に写真集を出しているメンバーはたくさんいます。

傾向としては、スキャンダルが発覚しておよそ3年以上を経過してから写真集を出すことが多いようです。

これについての明確な理由は不明ですが、少なくとも運営する側は、写真集を出すにあたって過去のスキャンダルをプラスと捉えているようです。

 

過去のスキャンダルは写真集の売上にどう影響するか

スキャンダル後のアイドル写真集を買う理由

上述した3名は、スキャンダルがあっても写真集の売上が比較的好調だったメンバーです。

このようなスキャンダルが発覚したアイドルであるにも関わらず、その写真集を購入する理由は大きく3つあります。

  1. それでも頑張る姿を見て純粋に応援したい
  2. スキャンダルを知ってより近い存在に感じた
  3. アイドルの背景に興味はなく、ただビジュアル重視

応援したい

元々根強いファンだった方に多く、ちょっとやそっとのスキャンダルで嫌いにならないという気持ちを持った純粋なファンは、写真集も買って応援し続けるでしょう。

近い存在に感じた

ファンと呼べるほとではありませんが、一応アイドルに興味があった方に多く「一般男性との熱愛報道」と聞いて、そのアイドルをより身近な存在に感じる心理が働く人もいます。

これが例えば、峯岸みなみさんや柏木由紀さんのケースのように、同じ男性スキャンダルでもタレント同士であった場合、自分と同一化できずに興味は削がれます。

2013年1月31日、同日発売の『週刊文春』2013年2月7日号で『AKB48 峯岸みなみ若手ダンサー宅お泊まりをスクープ撮!』と白濱亜嵐の自宅に一泊したことが報じられ、頭髪を丸刈りにした姿で自ら謝罪を行った動画がYouTubeのAKB48 Official Channel!にアップロードされた

引用元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

(柏木由紀さんは、2015年6月発売の週刊文春で手越祐也さんとの熱愛が、ツーショット画像とともに報じられました。)

ビジュアル重視

アイドル個人に対しては何ら興味がなく、スタイルや顔の好み等で写真集を購入する人もいます。

この場合、写真集のアイドルが、実は性格が悪くても彼氏がいても大して関係なく、アイドルのビジュアルが良ければ写真集を買います。

運営の狙いはてんちむ効果

しかし、運営側の狙いはもう少し別角度にあり、最近でいうと有名なYouTuberてんちむさんのケースと似ています。

てんちむさんは、胸の大きさが自身の販売する豊胸ブラの効果ではないことを暴露され、購入者すべてに返金することを発表しました。

その金額は1億円を超えると言われていましたが、この発表をきっかけにてんちむさんの名はますます有名になり、結果、この逆風をうまく利用する形となりました。

運営側が狙うのもまさにこの点で、逆風を追い風にして写真集を売ろうと模索しているのです。

例えば、スキャンダル発覚直後はたたかれても、アイドルのその後の真摯な対応や一生懸命さが伝わることによって、今までよりも多くのファンを獲得することもあります。

例えば、元NGT48の山口真帆さんがいます。

2019年1月8日から翌日にかけて、SHOWROOMおよびツイッターによって、前年12月に自宅で暴行被害に遭っていたことを告発した

引用元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山口さんの場合、自撮り動画を男性と一緒だと誤解されたり、暴行被害に遭ったりと何かと事件が続きましたが、明確な熱愛スキャンダルはありませんでした。

しかし、こういった事件に対する山口さんへの応援の声が次第に増えていき、元々ビジュアルに恵まれていたこともあって、初のソロ写真集は、発売から翌週にかけて1万部を売り上げています。

 

 


スキャンダルがマイナスになった例

このように、むしろスキャンダルを追い風にしたい運営側の期待を裏切り、予想外に写真集が売れなかったメンバーもいます。

最も顕著なのが、矢作萌夏さんです。

お披露目から1年足らずでソロコンサートやセンターに抜擢され、次世代エースとの呼び声も高かった矢作さんでしたが、写真集は初週売上6000部にとどまってしまいました。

当初、矢作さんには運営側も計算ずくの売れる要素が備わっていました。

  • デビュー間もないので、水着グラビアがほとんどない
  • 次世代エースでセンター、人気も高い
  • バストが大きいとの前評判あり

しかし、写真集には水着がほとんどなかったこと、エースやセンターはもはや関係ないことなどから、売上は伸びませんでした。

そして、決定的だったのは発売直前の「彼氏スキャンダル」でした。

 

今回の文春報道は、矢作さんが高校の同級生と交際している、などとする内容だ。19年6月8日21時から始まった動画番組で明らかにされ、22時30分ごろには「同級生との熱愛ツーショットを入手」と題した記事もウェブサイトに掲載された。

引用元:j-castニュース

矢作さん本人は最後まで否定し続けて、結局、信ぴょう性が薄い報道だったとわかったのですが、このスキャンダル報道が写真集売り上げに大きく響いた要因の一つだったことは否めません。


横山結衣初のソロ写真集「未熟な光」は売れるのか

さて、ここまで見てきて、ようやく本題である横山結衣さんの写真集です。

横山結衣さんはAKB48の2代目総監督である横山由依さんと同姓同名ですが、全く別のメンバーです。

まず最初に言っておきたかったのは、今のAKB48において坂道グループほどのメディア露出がないため、知名度と言う点ではすでに水をあけられてしまっているということです。

横山結衣さんが写真集を出すといっても、どうやら日向坂46の齋藤京子さんほどは番宣にも出してもらえてはいないようです。

しかし、今回の横山さんの写真集には買いたいと思わせる魅力があります。

水着がある

どうやら水着のカットがあると言う情報です。

横山さんの水着については、今までグラビアなどでも見かけたことはなく、希少価値は高いと思われます。

売れる要素のひとつはクリアしていると言っていいのではないでしょうか。

 

高いビジュアル

横山さんはダンスが得意で、昔からそのレベルの高さには定評があります。

そのため、小柄で細身な横山さんですが、ダンスで鍛えられた体はスタイルが良く、美少女と呼んでいいビジュアルは申し分ないでしょう。

 

 

スキャンダル

そして、最後に薬にも毒にもなるスキャンダルですが、実は横山さんにもありました。

2019年9月6日に発覚し、9月10日、本人だと認め謝罪しました。

彼氏らしき男性とのキス写真等が流出し大炎上していたAKB48チーム8の横山結衣。流出から4日後、モバメで自分の写真であることを認め、ファンに謝罪するという展開になりました。今後の活動に関してはスタッフの判断に任せるとしており、謹慎処分や解雇(卒業)の可能性もあると見られています。

引用元:48ers

そして、2021年2月22日に写真集を出す運びとなりました。

過去のスキャンダルがプラスに作用すれば、写真集の売上に幾分貢献するかもしれません。

スキャンダル後の横山さんがどのような態度と行動で活動してきたかが重要です。

 

最後に

以上、見てきました通り、AKB48は出した写真集がたとえ売れなかったとしても、写真集を出し続けることで、グループ全体のメディア露出や知名度の底上げができるため、写真集を出すことを辞めないのです。

ただ、今は坂道グループに大きく水をあけられているとはいえ、白石麻衣さんにも劣らない人気メンバーがいつか再び誕生するやもしれません。

そんな可能性も抱きつつ、写真集を出し続けている側面もきっとあるでしょう。

ちなみに、個人的には横山結衣さんの「未熟な光」の売上は期待できると考えています。

同じチーム8で先行して写真集を出している大西桃香さんと太田菜緒さんはいずれも、初週売上2000部前後でした。

横山さんには二人にはなかった売れる要素が備わっています。

 


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