人気アイドルグループ日向坂46の金村美玖さんは、本業であるアイドルの他にモデル、声優、舞台とマルチに活躍している若干18歳のメンバーです。
学力に関しても優秀だといわれる金村さんが、プレバトに出演すると知ったとき、てっきり俳句を詠むのかと思いましたが、スプレーアートに挑戦するようです。
🔥今日のイチ推しメンバー🔥
🍣#金村美玖🍣『#プレバト!! 3時間SP!』
▶︎ 19時00分〜おみくが「スプレーアートの才能ランキング」に登場!
なぜスプレーアートにおみくが…?
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— Otaac公式⊿日向坂46 (@Otaac_Hinata46) January 14, 2021
第3弾となる「スプレーアートの才能ランキング」では、金村美玖(日向坂46)が初登場。芸術査定で大活躍するくっきー!(野性爆弾)、サーヤ(ラランド)、鷲見玲奈、千賀健永(Kis-My-Ft2)、ジュニア、光宗薫の7名でランキング戦を競う。日向坂46きってのアートセンスの持ち主である金村は才能アリ獲得なるか!?
引用元:ライプドアニュース
確かに金村さんは、絵やイラストを描くことが好きだといわれており、本当に多才なアイドルなのだなと感心させられます。
しかし、今回のプレバト出演には映像を視ているだけではわからない、金村さんにとって出演する大きな意味がありました。
まず、多くの人は金村さんがスプレーアートの才能ランキングに出演すると聞いて、少し疑問に感じたはずです。
- メンバー内でもずば抜けて絵が上手いというイメージはあまりない
- 絵心があることは知っているが、何故スプレーアートなのか
この2つの疑問は、金村さんが今回プレバトに出演を決めた理由を明らかにすることで解決されます。
金村さんがプレバトの出演を自ら希望して、結果1位に選ばれるほど約7時間も尽力して描いた理由は2つあります。
- マイナスイメージの払拭
- キャラクターの確立
この2点について、記事では詳しく説明していきます。
これを知ることで金村さんが今回のスプレーアート作成に対して、並々ならぬ意欲を持って挑んでいると言うことが理解できるはずです。
日向坂46ののファンの方はもちろん、芸能界の仕事に興味がある方にとっても有意義な情報となるはずです。
直近では、週刊少年サンデーの表紙を飾っているとのこと。
実に多才なアイドルと言えますが、だからこそ抱く悩みも尽きないのでしょう。
日向坂46金村美玖、高校卒業前最後の制服デート姿 少年誌初のソログラビア
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— モデルプレス (@modelpress) January 13, 2021
金村 美玖(かねむら みく、2002年9月10日 – )は、日本のアイドル、ファッションモデルであり、女性アイドルグループ・日向坂46のメンバー、『bis』のレギュラーモデルである。埼玉県出身。身長163cm。血液型はO型。
引用元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
※この記事は独自の取材とルートで得られた情報に基づいて作成しています。
なぜ日向坂46金村美玖はプレバトでスプレーアート1位になれたのか
金村さんはイラストや絵を描くのが好きだというのは有名で、番組内でもしばしば描いています。
独創的で絵心があるのは納得ですが、それが上手いか下手かは個人の判断として、金村さんが描いた絵を実際に見ても、彼女に絵の才能があるかはわかりません。
金村美玖の絵
丹生あかり
仲の良いメンバーの一人である丹生あかりさんを描いたものです。
よく特徴を捉えていて、しっかりしたタッチで描かれています。
カエルとカマキリ
番組内の企画である「学力テスト」の解答として描いたものです。
そのため、特に注力して描いたものではないので雑ですが、可愛らしくはあります。
テスト中の限られた時間で、ごく簡単に描いたものです。
オードリー春日
上記の丹生さんの絵と同様、特徴を捉えてはいますが、細かい描写はあまりしないのが、作風なのかもしれません。
騎馬戦
番組内でも絶賛された絵です。
やはり真剣に描くと絵の才能が明確に表れるようです。
しかし、この絵が後になってネット上で多少の物議を醸すことになりました。
ネット上の騒ぎ
金村さんが描いて好評だった騎馬戦の絵は、実は模写だったということで騒がれていました。
ネットにある文言は「トレースだった云々」とあるのですが、要するに全く同じ騎馬戦を描いた絵が他にあって、金村さんはそれを見て描いたというものです。
自分のイメージした映像を描いていないと言う点で他のメンバーが描いた絵よりも上手いのは当然だというわけです。
仮に模写だったとしても、個人的にはこれだけ上手く書き写せるのなら大した才能だと思います。
大勢は私と同じように感じたのか、この件はあまり大きな話題にもなりませんでしたが、金村さん自身は心中穏やかではなかったように察せられます。
金村自身の思い
元来、悩みやすく負けず嫌いでもある性格です。
それは、番組内でも自分が思うように周りを笑わせることができなくて、時に涙する姿からも容易に想像できます。
自分の大好きなイラストや絵に関して、何らかの物言いがつけば、金村さんは当然汚名返上して見返してやりたいと思うでしょう。
図らずも、その機会が今回プレバト出演という形で与えられました。
スプレーアートは何をどのように描くか、その技術と独創性が明確に表現できるアートです。
金村さんがどういったスプレーアートを描くかによって、あの騎馬戦の絵が「模写だろうがトレースだろうが関係ない、絵の才能はある」ということを証明できるというわけです。
日向坂46関係者の思惑
一方、今回の金村さんプレバト出演に関し、日向坂46を運営する関係者側は金村さん本人の思いとは少々考えが違います。
率直に言って、金村さんが素晴らしい作品を作り上げて才能ありになろうが、失敗して才能なしになろうが実のところあまり興味はありません。
運縁側の最大の思惑は、金村美玖のキャラクターを早く確立させることにあります。
金村さんは、前述した通りマルチな才能を持つアイドルメンバーです。
頭がよく、絵やイラストを描き、運動もできて足も速いです。
ですが、「日向坂46の中で○○といえば金村美玖」という決定的なキャラクターが不足しているのです。
アイドルなら歌やダンスが上手いのは当たり前ですが、その中でもずば抜けた歌唱力を持つ齊藤京子さん、身体能力なら東村芽衣さん、賢くてサッカーもできる影山優佳さん、笑いや大喜利なら上村ひなのさんといったところでしょうか。
他のメンバーでも同じように悩んでいる人はいますが、金村さんほど人気でメディア露出も多いアイドルがトップイメージを何も持っていないのは運営側としては致命的なのです。
アート方面の芸術に関するキャラクターを金村さんに定着させたい、そんな思惑を後押しするかのように、オファーを受けたプレバトにはひとつの幸運がありました。
それは、元AKB48の光宗薫さんが共演者だったということです。
元AKB48光宗薫が共演したことによる効果
元AKB48だった光宗薫さんが、日向坂46の金村さんと共演していることには大きな意味があります。
- 水彩画の才能が開花した光宗薫に倣い、金村美玖もキャラクター確立できるかもしれない
- スプレーアートができなくてもプロと変わらない光宗らと競っていることに意味がある
- 先輩後輩の間柄でもあり、金村が仮に光宗より才能なしと映ったところでおかしくはない
- 逆に光宗を抑えて上位の才能ありにでもなれば得られるものは大きい
光宗さんは2011年12月8日にAKB48の13期生としてお披露目されました。
当時から彼女は、アイドルとしての才覚やビジュアルが際立っていたため、デビュー前から大きな期待と注目を浴び、13期生としては異例の抜擢といわれるAKB紅白にも出場していました。
しかし、そのプレッシャーからか体調を崩してしまうことが度々あり、結局AKB48の正規メンバー昇格を辞退し、これ以降AKB48として活動することはありませんでした。
すい星のごとく現れた光宗さんが、13期生として活動した期間はわずか10カ月でした。
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— 光宗薫 (@mtmnkor) January 13, 2021
光宗 薫(みつむね かおる、1993年4月26日 – )は、日本の女優、ファッションモデルであり、女性アイドルグループAKB48の元メンバーである。愛媛県生まれ、大阪府育ち。フレイヴ エンターテインメント所属。『プレバト!!』の水彩画査定ランキングに準レギュラー(名人)として出演中。
引用元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
秋元康プロデュースのアート系成功者
その後の光宗さんは水彩画の才能が開花し、大きく話題を集め今や個展をひらくまでに至っています。
光宗薫個展 「メロンタ・タウタ」
2021.2/6-3/4
銀座 ヴァニラ画廊(@vanilla_gallery)展示詳細は特設ページにて
>>https://t.co/pGmLtfa6Eo▼入場は予約制となります
[1/6 正午~ チケット発売開始]https://t.co/HIg8SpA6ah pic.twitter.com/c8ME3O0m1E— 光宗薫 (@mtmnkor) November 4, 2020
元々、ボールペン画を独学していたこともありますが、大きく飛躍したきっかけはプレバトで水彩画の才能が認められたことです。
その後も体調不良の時期はありましたが、現在も芸術家としての道を着実に歩んでいます。
金村との共通点
光宗さんの水彩画家としての大成は、同じ秋元康プロデュースアイドルである金村さんにとっても追い風となり得るものです。
かつての光宗さんほどではありませんが、金村さんも日々、色々なことに悩みながらアイドル活動を続けています。
プレバトがきっかけとなって道が開けた光宗さんという先駆者がいる以上、金村さんにもスプレーアートで何か得られるものがあるかもしれません。
スプレーアートなのが絶妙な隠れ蓑
水彩画で並外れた才能を持つ光宗さんもスプレーアートは初めてだといいます。
金村さんも当然、今回が初めてです。
そして、通常の絵やイラストとは違い、スプレーアートは体力も必要で描き方もだいぶ異なります。
いわば、スプレーアートは水彩画はもちろん、絵やイラストとは別物なのです。
日向坂46運営者にとってこれはいわば絶妙な隠れ蓑になっています。
仮に金村さんが才能なしとなっても、視聴者の目には「仕方がないこと」だと映りますので、書き上げて少しだけ絵のセンスを示すことさえできれば御の字なのです。
ところが、案に反して金村さんは光宗さんを抑えて1位となりました。
これは運営側にとってもうれしい誤算だったに違いありません。
金村美玖がアイドルを辞める日
現在、グループの中心メンバーの一人であり、様々なメディアに引っ張りだこの金村さんが、すぐにアイドルを辞めるわけはありませんが、最後に今後の展開としてあり得る話をしておきます。
例えば、金村さんがプレバトや他のメディアでその才能が認められた時、あるいは何らかのきっかけが得られた場合、金村さんはアートの道を目指し、アイドルではなくなる未来が来るかもしれません。
ただし、それはアイドルとしての自分に悩んでいたところに、やっと見つかった道、そして万人が認めてくれた自分の才能、それをさらに極めたいと思った時の話です。
しかし、決して絵空事ではないと思います。
現実にそれを体現しているのが光宗薫さんなのです。
ともすれば、アイドルは逆にとんでもなく絵が下手な方が露出が増えると言う側面があります。
例えば、乃木坂46の生田絵梨花さんや堀未央奈さんなどがそうです。
それなのに、自身のキャラクターや周囲の重圧に悩むアイドルが、あえて「絵の才能に秀でている」ことを公にしたとき、そのアイドルはアイドルよりも絵の道へ次第に歩んでいくでしょう。
金村美玖さんと約10秒お話してみませんか?
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