AKB48の峯岸みなみさんが『AKB48劇場14周年特別記念公演』でグループ卒業を発表したのが、2019年12月8日。
ところが、新型コロナウイルスの影響により、2020年4月2日の横浜アリーナで予定されていた卒業コンサートは開催延期となってしまいました。
峯岸さんご本人も「自分はいつになったら卒業できるのだろう」と言われる中、さる3月29日、ようやく卒業コンサートに関する新情報が配信アプリ「17LIVE」での生配信で発表されました。
おめでとうございます。
今度こそ、無事開催されることを願っています。
さて、そんな峯岸さんがAKB48劇場において初めて卒業を発表した時、劇場が一瞬静寂に包まれたことがありました。
ファンの間では有名な話で、一部メディアにも取り上げられていたので、このいわゆる「無音」事件をご存じの方は多いと思います。
かつて、AKB48の誰かが卒業を発表しようものなら、その場は悲鳴にも似た声で満たされ、あるいは泣き崩れ、「辞めないでくれ」が連呼される、そういうものでした。
なぜ、峯岸さんが卒業を発表した時、劇場は静まり返り無音となったのでしょうか。
ちなみに、昨日卒業を発表した乃木坂46の松村沙友理さんは、日が明けてもツイッターのトレンドワードにあがり続け、コメントや関連ニュースが止みません。
松村さんの卒業発表に関しては別記事でも詳しく解説しています。
AKB48あるいは峯岸さんご本人の人気が衰えたから、ファンも大して反応しなかったのだと言う意見もありますが、果たしてそうでしょうか。
全盛期と比べれば、確かにそういう側面があることも否めませんが、あの静寂の理由はもっと他にあるのです。
具体的に言うと、あの時、劇場に来ていたファンの方たちは以下のような状態だったのです。
- 峯岸みなみの卒業に実感が沸かなかった
- 安堵と労いの感情の方が勝ってしまった
詳しく解説していきます。
この記事では、峯岸みなみさんの卒業コンサートが無事に開催されることを願って、卒業発表時の無音の理由を説明していきます。
また、あわせて峯岸みなみさんの卒業後についてと、峯岸さんの卒業によって最も影響を受けるであろう柏木由紀さんの卒業に関しても詳しく述べていきます。
AKB48ファンの方はもちろん、将来芸能関係の仕事に携わりたい方にとって有益な情報となるでしょう。
※この記事は独自の取材とルートで得られた情報に基づいて作成しています。
なぜ峯岸みなみの卒業発表は静まり返ったのか?柏木由紀卒業も近い?
峯岸みなみの卒業に実感が沸かなかった
率直に言うと、峯岸さんが大勢のファンの前に出て改まって卒業発表しても、ファンにしてみればにわかには信じがたいものがありました。
と、言うのも、実は数年前から峯岸さんの卒業はことあるごとに仄めかされてきたからです。
例えば、過去フォトブック発売イベントにおいても、自身の卒業についての話や、プロデューサー秋元康氏とも「卒業に関する話をした」などと述べていました。
この「私は私 峯岸みなみフォト&エッセイ」が発売されたのが2016年7月でしたので、もう5年以上前から卒業する可能性について話をしていたことになります。
安堵と労いの感情の方が勝ってしまった
それでも、一期生の峯岸さんがこれまでAKB48のために尽力し、貢献してきたことは間違いありません。
できれば、卒業などせずにずっといてもらいたいと考えるファンの方も大勢いるでしょう。
そんな感情の中で、峯岸さんから突然「AKB48を卒業します」と言われれば、ファンの口から出る言葉はまずは労いの言葉だったでしょう。
実際、卒業発表時にあがったネット上のコメントは以下のようなものが多かったといいます。
- お疲れ様
- 今までありがとう
- よく頑張ったね
全盛期の「辞めないでくれ」もいいですが、労いの言葉が多いのは、峯岸さんらしい愛され方をされていると言えるかもしれません。
卒業発表直後にこのような言葉がかけられるのは、まだ公演が残る劇場においてはふさわしくなかったため、当時は皆言葉を失い、無言となってしまったのです。
峯岸みなみは卒業後どうなるのか?
5年前は「舞台に興味がある」ので舞台女優としても活躍したいと述べていました。
今もその気持ちは残っているかもしれませんが、当時よりも活躍できそうな分野が広がっているようです。
- ユーチューバー
- 裏方・アイドルプロデュース
- バラドル
- 自己ブランドの立ち上げ
ユーチューバーは、タレントの参入が目覚ましくなった今、すでにチャンネル開設している峯岸さんが注力していく可能性が高い分野です。
アイドルプロデュースなどの裏方専属になっていく可能性は低いのですが、指原莉乃さんとのつながり次第で今後何らかの形で関わっていく分野だと予想します。
バラエティー番組はなんといってもトーク力のある峯岸さんのホームグラウンドでもあります。
特に「女子メンタル」では大きな爪痕を残しました。
沢山反響をいただき、胸がいっぱいです!こんな夜に飲むお酒はきっと美味しいだろうなぁ…
今日もお酒を飲みませんでした(321日目) pic.twitter.com/YItJSPd7RL— 峯岸みなみ (@chan__31) October 24, 2020
指原さん同様、松本人志さんに一目置かれる存在となれば、今後のオファーが大いに期待できるところです。
自己ブランド立ち上げは小嶋陽菜さんが先行しており、仲の良い峯岸さんが希望すれば、経営方法を学ぶことも可能なはずです。
ちなみに、お酒が好きなこともあって峯岸さんは比較的太りやすい体質のようです。
卒業後は安心して飲酒し、すぐに太ってしまう可能性も高いのですが、逆に体形を維持するためダイエットや美容系の仕事が増えていくことも大いに予想されます。
ひとりではできなかった?[ライザップ]他のジムとはここが違う。
こうしてみると、峯岸さんが今すぐに卒業しても、活躍できる場と人とのつながりは十分に確保されているようです。
ですが、逆に峯岸さんが卒業することによって、大きな影響を受けるメンバーが一人います。
それが、3期生柏木由紀さんなのです。
峯岸みなみの卒業が柏木由紀の卒業を促す?
柏木由紀さんは現在現役AKB48メンバー最年長です。
これまでは、唯一残っている一期生として峯岸さんが卒業時期を気にされる傾向にありました。
その峯岸さんが卒業してしまえば、次は自然と最年長である柏木由紀さんの卒業がいつになるのかがフィーチャーされます。
また、柏木さんにとって今年は卒業を今まで以上に意識する理由があります。
- 7月15日に節目である30歳を迎えること
- WACKプロデュースでニューシングルを出したこと
- 誕生日には9年ぶりとなる写真集を出す予定であること
これらがどういう意味を持つか、説明していきます。
節目である30歳
個人的には今の時代に即しているとは思いませんが、現実問題として30歳以降もアイドルを続けていけるような地合いが業界自体にあまり出来上がっていません。
小嶋陽菜さんもやはり30歳を前に卒業を決断していることからも、柏木さんが卒業を考えるなら今年がかなり意識されることは間違いないのです。
WACKプロデュース
柏木さんの約7年5か月ぶりのソロシングルとして「CAN YOU WALK WITH ME??」がリリースされました。
特筆すべきは「豆柴の大群」「BiSH」などが在籍している音楽事務所WACKプロデュースと言う点です。
AKB48プロデューサー秋元康氏が直々にWACKプロデュースを依頼したといいます。
つまり、このことは、もはや柏木さんにとってAKB48の肩書が必要ないことを意味しており、なにより、秋元康氏自身が「柏木はもう自力でやっていける」と認めているようなものなのです。
写真集発売予定
上記のソロシングルもそうですが、7月の誕生日に合わせて発売が予定されている写真集も全て「卒業記念」としての意味があるように思えてなりません。
AKB48も坂道グループもメンバーが卒業するときには最後にセンター曲がはなむけとして送られてきた傾向にあります。
節目である年にソロシングルと写真集が数年ぶりに発売されるのは、果たして偶然と言えるでしょうか。
今後の柏木さんの一挙手一投足に目が離せません。
同じ秋元康プロデュースである坂道グループを見てみると、少なくとも活動終了日の2カ月前には卒業発表を行う傾向にあります。
柏木さんも卒業を決めたならその2カ月以上前には何らかのメディアを使って発表するはずです。
それは、公式ブログもしくはABEMAで生配信されている『AKB48 ONLINE FAN MEETING 』が有力です。
まとめ
- 峯岸みなみの卒業発表で劇場が無音となった理由は人気が衰えたからではない
- 卒業に実感が沸かなかったことと、労いの感情がファンに強く生じたことが原因
- 峯岸みなみは卒業後もあらゆる分野での活躍が期待できる
- 一方、峯岸の卒業で最も大きな影響を受けるのはAKB最年長の柏木由紀である
- それは節目である30歳を目前に卒業への注目が高まるから。
- その他、WACKプロデュース、ソロシングル、写真集発売など卒業に向かって着々と準備が進められているように感じてしまう
- 今後の柏木由紀の動向に目が離せない
坂道メンバーと約10秒お話してみませんか?
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