ミーグリ(個別)に参加するためには、forTUNE musicサイトで、ミーグリ参加権利付きCDを申し込まないといけないのですが、この時点ではあくまで抽選に応募しただけにすぎません。
この抽選に当選しない限りCDを買うことはできませんが(ミーグリ参加権利もない)、そのかわり落選したらお金を支払う必要もありません。
そこで、落選することを見越して自分の支払い余力以上に応募してしまう方がけっこうおられます。
確かに、全て落選した場合はお金は一切かかりませんが、逆に100枚応募して全てに当選してしまうこともあり得ます。
支払いが出来なくてキャンセルになってしまうと、これ以降の抽選に当選できなくなる場合がありますので、自分の支払い余力はきちんと把握しておかなくてはなりません。
さて、そんな買いすぎる人が、どうしても推しメンとのミーグリを望むあまり後を絶ちません。
聞けば、私の周りでも「同一タイトルのCDがトータルで300枚以上になってしまった」という方がおられます。
問題は、その溜まった同一タイトルCDをどうすべきかということです。
後ほど詳しく説明しますが、基本的に同一タイトル商品はお店は買い取ってくれません。
となると、残された処分方法は限られてきます。
- 周りに配る(売る)
- 回数を分けて不燃ごみに出す
- 不用品回収業者に引き取ってもらう
- 1店舗ずつまわって1枚ずつ買い取ってもらう
しかし、ミーグリに参加するためとはいえ、せっかく買ったCDを譲るのも大量に捨てるのも嫌だという方に朗報があります。
それは、「駿河屋」という老舗の買取店があることです。
駿河屋は同一タイトルのCDでも大量に買い取ってくれます。
少し前までは、「同一タイトル買取可能」と謳っているお店は結構あったのですが、大手の買取店では、今はこの駿河屋を残すのみとなったと言っても過言ではありません。
老舗の大手買取ショップの中で、同一タイトル商品を大量に買い取ってくれるお店は、今後もおそらく駿河屋以外あらわれることはないでしょう。
この記事では、そんな駿河屋で大量の同一タイトルCDを売る上で注意すべき点を詳しく解説していきます。
- ミーグリで購入したCDの処分に困っている
- 安くても捨てるよりは売りたい
※2021年8月1日時点の情報となります。駿河屋が同一タイトルの大量買取を続けているかどうかは、その都度、公式サイト上でご確認をお願いいたします。
ミーグリで買った大量の同一タイトルCDを買い取ってくれるお店とは
以前はもっと買い取ってくれるお店も多かったのですが。
同一タイトルCDが買い取れない理由
なぜ、ほとんどの買取店が同一タイトルのCDを買い取ってくれないのか、簡単に言えば盗品である可能性が高いからです。
過去、実際に大量の同一タイトル商品が買取店に持ち込まれて、それが全て盗品だったという事件が多発しました。
そこで規制が強化され、買取店側は各ガイドラインを作成し、それに沿って慎重に買取りを行うこととなったのです。
- 持ち込まれた商品の入手経路の確認(依頼者の身分確認を含む)
- 盗品の恐れがある場合の警察への報告義務(古物営業法)
- 盗品と認識しながら買取りすることの禁止
これを一見した限りだと厳格に禁じられているように思ってしまいますが、実は、同一タイトル商品の複数買取が法律で一律禁止されているわけではないのです。
逆に言えば、上記のような義務を買取店が確実に順守さえしていれば同一タイトル商品の複数買取は可能なのです。
ただ、そうは言っても、CDが売れなくなった昨今、定価の低いCDを大量に買い取ったところで店の利益にはなかなかなりづらい事情があります。
法的にというよりむしろ、店側に買い取る旨味が薄いのです。
そのため、以前は同一タイトル商品の大量買取を行っていた店舗でも、今は次々に撤退し、買い取ってくれたとしても、2枚から10枚までとなっている店がほとんどです。
そのような中で、今でも唯一、同一タイトルCDの大量買取を続けているのが駿河屋なのです。
※2021年9月5日時点 価格上昇していました。(買取枚数によっては価格が変わる可能性もあります)
邦楽CD [価格上昇中]乃木坂46 / ごめんねFingers crossed[通常盤]2021/06/09
SRCL-11844
4547366507300
220267319120円
邦楽CD櫻坂46 / BAN[通常盤]2021/04/14
SRCL-11756
4547366498646
22026646050円
2021年9月6日現在
邦楽CD [価格上昇中]日向坂46 / 君しか勝たん[通常盤]2021/05/26
SRCL-11802
4547366504439
22026701850円 引用元:駿河屋公式HP
駿河屋で買い取り依頼するときの注意点
駿河屋は、たしかに同一タイトルCDを大量に買い取ってくれますが、買取依頼の際は注意しなければならないことが2点あります。
- CDは配送する前に査定してもらうこと
- 査定のタイミングを計ること
CDは配送する前に査定してもらうこと
駿河屋には「あんしん買取」と言って、事前に買取価格を出してもらう方法があります。
早くお金が欲しくて商品発送を急いだり、事前承諾したりしてしまうと、後になって「買取価格に納得がいかない」「送料・手数料などでかえってマイナスになった」などのトラブルになりやすいです。
必ず、商品を送る前に買取価格を明確に提示してもらってください。
査定のタイミングを計ること
ミーグリのために購入した通常版のCDは、買取依頼のタイミングによって価格変動が非常に激しいです。
特にミーグリ開催中真っただ中で買取依頼した場合、正直本当に買い取ってくれる値段が付くのかも不安です。
それくらい、全国から大量に買取依頼が殺到しているのです。
駿河屋公式サイトで買取価格を検索することがきますが、買取価格の表示欄に「メールにてお見積り」と表示されている場合は、価格変動が激しすぎて表示できない場合です。
しかし、その後、2021年7月18日現在、「メールにてお見積り」表示となっており、再び買取依頼が増え始めたことを示しています。
つまり、買取依頼をかけるタイミング次第では、価格がかなり上下してしまう可能性がありますので、時期は慎重に見定める必要があります。
査定に関わらず、何か少しでも納得がいかなければ、商品発送してはいけません。
報告されているトラブル
駿河屋に限ったことではありませんが、CDを買い取ってもらう過程で起こる様々なトラブルをよく耳にします。
- あんしん買取で査定時に「お見積価格が3,000円以上だったら送料無料!」となっていたのに、商品発送後、「商品状態が悪い」として買取価格が3000円を下回り送料をとられた。
- 商品発送後、送金手数料などをとられて結局マイナスになった
- 商品発送後に買取価格の連絡が来たのでキャンセルしたら、返品送料をとられた。
- キャンセルして戻ってきたCDは未開封で送ったのに全てフィルムが剝がされて、シールが貼られた状態になっていた。
率直に言って、同一タイトル大量買取を行っている店舗が他にない以上、特にミーグリのCD(通常版)は完全に買い手市場です。
極端な話、300枚の同一タイトルCDを「1円でもいいから全て引き取ってくれ」という方もいます。
そのような状況で、買取依頼をしなければならないという一応の認識は持ち、トラブルにならないよう駿河屋サイト上の買取依頼のルールは念入りに読んでおきましょう。
個人的見解
繰り返しになりますが、同一タイトルCDを大量買取してくれるお店は、もはや駿河屋以外に見当たりません。
駿河屋は決して悪質な業者ではありませんが、他に買い取ってくれるお店がない以上、どうしても買取りのルールや買取りに伴う対応は厳しくなると考えておかなくてはなりません。
買取価格については、あまり過剰な期待は持たずに「どうしても捨てるのは嫌だ」という方のみ利用してみるのが良いと個人的には思います。
後は、「手数料等でマイナスになった」などの事態を避けるため、商品発送前に確実に査定を行って、慎重に買取依頼のタイミングも計ってください。
正直、駿河屋もいつまで「同一タイトルCDの大量買取」を続けてくれるかはわかりません。
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