ミーグリは自分の番になる前からすでにこちら側がメンバーに見えていることは、多くの人が知っています。
ですが、「こちら側が見えている」というだけで、実際にメンバーがどのような画面を見ているのかまでは知ることができませんでした。
以前、乃木坂46の高山一実さんが、ある番組でメンバーからの見え方をざっくりと解説していたことがありました。
ほとんどの人がそこで初めて、本番前から見られていることを知ったわけですが、アーティスト以外の一般人が、その画面を実際に見ることはできませんでした。
しかし、謎だったアーティスト側の管理画面が、ほんの短い間だけ公開されていたことがあります。
この記事では、その管理画面をご紹介するとともに、ミーグリの最中、メンバーは参加者の情報をどこまでわかってトークしているのか解説します。
もっとも、あくまで開発中の画面であり、現在使用されている管理画面と同一ではない可能性があります。
ミーグリのトーク中や待機中にメンバー側から見えている画面とは?
AWS導入・運用に関するAWS Summit Online2021で、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントの阿部龍次郎氏が発表した「『forTUNE meets』Amazon Chime SDK の使用例と開発プロセスについて」の中で、アーティスト側から見た管理画面が紹介されました。
アーティスト側の管理画面
※ただし開発中画面ですので、現在使用されている管理画面と同一ではない可能性があります。
表示項目
- 順番待ち人数と時間
- 順番待ちをしている参加者の顔
- 参加者が呼んでほしい名前
- 現在トーク中の参加者の残りトーク時間
- 参加者の警告・退場履歴
- 過去に自分のミーグリに参加した回数
- 本日のミーグリに参加した回数
- 運営とのチャット
順番待ち人数と時間
これはミーグリ参加者である我々の端末にも表示されているものと変わりません。
順番待ちをしている参加者の顔
あるメンバーの話では、自分の順番になる前後は見えているということでしたが、この管理画面だと待機列に並んでいる人の顔が5人まで見えていることになります。
参加者が呼んでほしい名前
あらかじめ参加者自身が決めた、推しメンに呼んでほしいニックネームです。
現在トーク中の参加者の残りトーク時間
参加者にはチケット1枚でトークできる正確な時間は教えられていませんが、メンバーの管理画面には正確な時間が表示されているようです。
通信不具合などで必ずしも決まったトーク時間とはならないため、参加者側にはあえて時間表示をしていないものと考えられます。
参加者の警告・退場履歴
ブラックリスト関連は運営のみが把握しているものと思われていましたが、その参加者が過去に警告・退場履歴があるかどうかは、実はメンバーにはわかっています。
過去に自分のミーグリに参加した回数
その参加者が自分のミーグリに何回来たことがあるかもメンバーにはわかっています。
したがって「初めまして」と偽ったところで、それは嘘だとすぐにわかります。
また、残念ながら「メンバーが自分を覚えていてくれた」といういわゆる認知はアテにならないということになります。
本日のミーグリに参加した回数
例えば、1部に参加していた人が同じ日の5部でも同じメンバーのミーグリに参加した場合でも、メンバーは「また同じ人が来た」ということがわかります。
今後「覚えてるよ~」というメンバーの言葉は、やはりあまりアテにできなくなります。
運営とのチャット
ミーグリの最中でも、運営との連絡はこまめに取られるように、チャット画面が右側に設けられています。
「次の人が終わったら休憩に入ります」などのやりとりがあるようです。
◆ミーグリにおける禁止行為についてはこちら
知られていない衝撃的な事実
現在トーク中の参加者が映った画面をもう一度よく見てみると、「退場・警告・次の人」というタップボタンが設けられていることがわかります。
この管理画面が実際に使用されているものと仮定するならば、このタップボタンは明らかにメンバーが任意でタップできるものです。
つまり、何らかの問題行動や禁止行為があった場合、今までは主に運営が強制終了させているものと考えられていましたが、実はメンバー自身が自分の判断でトークを切り上げることができるのです。
極端な話「今日は何だかいつもより時間が短かった気がするな」という場合、メンバーが故意に終了させた可能性もあるのかもしれません。
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