現在、乃木坂46,櫻坂46,日向坂46といった坂道シリーズすべてのミーグリに定点カメラ部屋が設置されています。
参加者の間でも非常に好評で、これまではチケット1枚約10秒が最低ラインだったミーグリの価値が跳ね上がりました。
これほどのサービスを参加者に提供してくれた運営には感謝しかありません。
と、言いたいところですが、「定点カメラで楽しんでください」というのはあくまで表向きの話であり、設置された本当の理由は他にあるのです。
では、定点カメラ部屋が設置された本当の理由は何でしょうか。
率直に言うと、禁止行為を行う悪質な参加者を監視するためです。
そもそも運営は、ミーグリ開催中、至る所で録音録画しあらゆる場面で監視の目を光らせていますが、定点カメラもその一環なのです。
以下、詳しく解説していきます。
この記事では、未だご存じない方のために「定点カメラとは何か」軽く触れた後、定点カメラ部屋の隠された使命についてご説明します。
- ミーグリ当選者
- 定点カメラ部屋をよく知らない方
- ブラックリストに載っている可能性のある方
早くも終了?坂道のミーグリに定点カメラが設置された本当の理由
ちなみに、ミーグリの時間が始まってもお知らせがないのはメンバーも一緒です。「1分前だ!」と慌てて出ていく姿も面白い。
定点カメラ部屋とは
ミーグリの定点カメラ部屋は、元は参加者同士がミーグリ後に情報交換などを行っていたチャットルームが進化したものです。
例えば第一部(枠または時間帯のこと)が終了したメンバー達が、第二部が始まるまでの合間を縫って、定点カメラ部屋に来てくれることがあります。
そこでの様子はまるで楽屋部屋のようで、普段TVでは見られない打ち解けた表情や話が聞けるため、好評なのです。
定点カメラ部屋の入り方
ミーグリの参加手順が分かっている方なら、何も特別難しいことはありません。
forTUNE meetsをアプリ起動して、バーにある吹き出しアイコンをタップします。
その後、該当するグループの写真をタップすれば、定点カメラ部屋と各メンバーのチャットルームが表示されます。
定点カメラ部屋のルール
- この映像は、本日のミーグリに参加しお待ちいただいている間に楽しんで貰うためのサービス
- 本日のミーグリに参加されていない方の視聴はできない
- 録画・録音、不正にアップロード、公開することを固く禁じる
- 守られなかった場合は、このサービスを中止しなければならない
- 本日のミーグリ参加券がある方なら、ミーグリの前でも後でもイベント終了までご視聴が可能
- 視聴中にお客様のミーグリの順番が来てもお知らせはしない
- 一部のスマホ端末では、動画の視聴に不具合が出る可能性があるが、端末メーカーにご対応をお願いしてください。
さて、ここまでは、いわば表向きの理由です。
たしかに定点カメラは当日の参加券さえ持っていれば、誰でも楽しむことができるファンのためのサービスです。
ただし、それは善意の参加者に限り楽しめるサービスです。
定点カメラが設置された本当の理由
残念ながら、実際のミーグリにおいては、メンバーへの暴言や録画などの禁止行為を行う悪意ある参加者が紛れ込んでいるのが実情です。
前述したように、運営は逐一録画して目を光らせているとは言っても、チケット1枚なら約10秒という短時間で悪意ある参加者を全て見つけ出して対応するのには限界があります。
従って、余程目立たない限り強制終了させるタイミングも難しいのです。
そこで、後ほどモニターしたものをチェックして悪意ある参加者は見つけ出し、いわゆるブラックリストに載せるというような対応を取ることになるのです。
今回は楽しくミーグリを終えたけど、それ以降なぜか全く当選しなくなったという人は、後からこのようなチェックに引っかかった可能性が高いです。
◆ブラックリストについては別記事で詳しく解説しています。
運営は定点カメラをこう使う
禁止行為を行った参加者を運営が「悪意ある参加者」と断定するためには、forTUNE musicのアカウントと照合してもう一度本人であることを確かめねばなりません。
どのような禁止行為を行ったか、その度合いにもよりますが、仮に訴訟に発展するほどの問題行動だった場合は、より確実な情報が求められます。
この者が登録アカウント通りの人物であるか、またそのより正確な所在などは、当然この者ができるだけ長時間アクセスしているほど判明しやすくなります。
なぜ当日ミーグリ参加者だけが定点カメラ部屋を視聴できるのか、その意味をよく考えると自ずとわかるはずです。
運営は厳格に対処する構え
悪意ある参加者に対しては、運営は厳しい目を持っています。
訴訟の想定
禁止行為が重度のものでない場合は、ブラックリスト行きで抽選を断る程度の対処で済みそうですが、そうでない場合は、事実、訴訟も辞さないケースが規約上で想定されています。
本アプリサービスの利用に関して訴訟の必要が発生した場合には、東京地方裁判所を第一審の専属管轄裁判所とします
引用元:forTUNE meets利用規約第10条その他
相互監視機能
また、善意の参加者ならば普段気にも留めないでしょうが、定点カメラ部屋のチャットコメントのすぐ下には、すべて通報ボタンが付けられています。
定点カメラ部屋での細かい禁止行為を運営側がたとえ見逃したとしても、善意の参加者が見つけ出して通報してくれる二重の監視がここで機能しているわけです。
※追記(2021年8月28日乃木坂46ミーグリ) 定点カメラの仕様が変わり、通報ボタンは返信・いいねボタンに変更されました。
◆実は、メンバー自身がトーク中に問題があると思った参加者に対して「警告」「退場」の措置を行っている可能性があります。
定点カメラ部屋終了の危機?
このような隠された理由もあって設置された定点カメラ部屋ですが、実は、すでにいつ終了となってもおかしくない状態です。
- 録画・公開アップロードが絶えない
- グループ格差が広がってきた
録画・公開アップロードが絶えない
定点カメラ部屋に関する運営からの注意点で「録音・録画・公開アップロード」は固く禁じると書かれていても、どうしても録画してしまう人がいるようです。
すでにYouTubeにアップロードされているものもありますが、運営は今のところ静観しています。
グループ格差が広がってきた
定点カメラ部屋の魅力は、メンバー同士が素の状態で仲良く騒いでいる姿を垣間見られる点です。
ただ、定点カメラ部屋に来るかどうかは、あくまで任意のため、グループ内でもよく来てくれるメンバーとあまり顔を出さないメンバーとで分かれます。
このことが、一部のファンから「特定のメンバーを批判する材料になるのでは」という危惧が次第に生じてきているのです。
例えば日向坂46の定点カメラは、1期から3期の垣根なくいつも大勢で訪れることが多く、終了時も誰かしらが丁寧にコメントを残していくので、特に人気があります
運営の今後の判断
今のところ、定点カメラ部屋はファンへのサービスと防犯監視機能という2つの側面を両立させています。
ただし、今後、それ以上に「録画」と「格差」の問題が大きくなってしまった時は、運営は躊躇なく定点カメラ部屋を中止することになるでしょう。
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