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接触確認アプリcocoaの目的は通知ではなく必要情報の収集にある

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コロナ接触通知アプリ「COCOA」が2020年6月19日リリースされ、順調にダウンロード数も増え続けている(6月23日時点でダウンロード300万越え)という中で、いくつかの不具合が指摘されています。

例えば、陽性反応が出た人が報告するためには、保健所などで通知された処理番号が必要なのですが、でたらめに入力しても「完了しました」と表示されるというものです。

これを受けた厚生労働省は当初すぐに「完了しましたと出ても登録はされない」としていましたが、現在は、処理番号の発行を一時的に停止し修正を急いでいるとしています。

つまり、処理番号の通知を止めている間は通知アプリで通知することも停止してしまっている状態です。

今はまだプレビュー(お試し期間)との位置づけとは言え、あまり不具合が多いと6割を目指さなければならないアプリ普及にも支障が出るでしょう。

さて、こういった不具合とは別に、実際にこの通知アプリを使用してみてもうひとつ露見してきたことがあります。

それは、コロナ接触通知アプリの本当の目的です。

接触通知アプリ「COCOA」は陽性反応が出た人と1m以内で15分以上の濃厚接触をした人に通知がされるアプリです。参考記事:コロナ接触通知アプリで変わる生活~ガラケーからスマホへ完全移行か~

ですが、通知された人自身は感染の疑いがあり、もはや感染防止ができないことから、このアプリは自分の身を守るためのものではありません。(通知によりいちはやく検査を受診できるのは他人への感染を防ぐためです)

また、通知アプリで知らされなければならない状況が以外と少ないこともわかってきました。

以上のことを鑑みると、コロナ接触通知アプリは個人に感染の危険を通知して感染拡大を防ぐことよりも、その目的は感染源と思われる場所の特定にあるといえます。

 

接触確認アプリcocoaの目的は通知ではなく必要情報の収集にある

まず考えてみるべきは、接触通知アプリにたよらなくても感染者と接触したかもと思うことがあるということです。

もし、自分に14日以内に感染者と接触した旨の通知が届いたとしたら、その接触した感染者と思しき人物を以下の3つのカテゴリに分けてみることができます。

  1. 特定が可能な人
  2. 周囲の様子を見ればいずれ判明する人
  3. 特定不可能な人

特定が可能な人

同居している家族や恋人はもちろん、毎朝ゴミ出しのときに15分以上立ち話をする隣人などがいた場合、自分が通知を受けたとしたら、真っ先に「彼らが感染していたのではないか」と考えるはずです。

その想像が正しかったかどうかは、特定の人物の体調を見ればおのずと知れます。

家族や恋人であればお互いの体調を直接伺うことも容易ですので、通知アプリは必要ないといえます。

周囲の様子を見ればいずれ判明する人

学校や職場といった毎日決まったメンバーが集まる環境にいる人や、仲良しグループと出かけることが多い人などは、家族や恋人など近しい存在の次にこのカテゴリの誰かを感染したのではないかと考えます。

無論、家族や恋人と違って、直接尋ねて感染の有無を確認することは憚られます。

しかしこの場合、感染者と接触したのは自分だけではない為、周囲の状況に変化があらわれいずれ判明します。

例えば、グループの一人が体調不良で、後にPCR検査で陽性が判明したら、学校や職場は欠席し、通知アプリよりも直接伝え聞くことの方が多いのではないでしょうか。

特定不可能な人

通勤や通学で利用する交通機関、バスや電車の中で接触した不特定多数が感染者だった場合、アプリによる通知は重要です。

接触通知アプリが通知するよりも早く、自分が感染した可能性を疑うことなどまずないからです。

スーパーなどの買い物やライブハウスなどの施設でも、不特定多数と密となる場所へ赴く機会がある人には必ず接触通知アプリが必要だといえます。

コロナ感染者接触通知アプリの本当の目的は感染場所の特定

これは、ある人物の一日の行動範囲です。

7:00 ジョギング中に知人と会話 ゴミ出し時に隣人と立ち話

8:00 電車とバスを乗り継いで出勤

9:00 会社で同僚と事務や会議

12:00 会社近くの食堂で同僚とランチ

18:00 退勤 電車とバスを乗り継いで自宅へ向かう

19:00 地元の友人とカラオケ

20:00 恋人とディナー

22:00 帰宅(両親と同居)

もし、この人物に「COCOA」から感染者と濃厚接触した旨の通知が届いたとしたら、不特定多数との接触を問題視して、しばらく電車とバスに乗ることをやめるでしょう。

家族や友人といった比較的距離の近い存在というのは、感染する危険性が高い反面、お互いの異常に気付きやすいのです。

つまり、PCR検査で陽性反応が出て、処理番号をもらいアプリで報告する人物がいたとしても、その人物の友人や家族は、彼のコロナ感染の可能性やPCR検査を受けに行くことも随分前から知っているのです。

以上のように考えると、接触通知アプリが必要なのは不特定多数が密になる場所へ行く人だけなのです。

最後に真相を

接触通知アプリから通知されたところで、その人はすでに感染しているかもしれません。

通知された人は他の人への感染拡大を防ぐためにいちはやく受診できるといわれていますが、感染者が陽性報告するよりも早く症状がでることもあります。

つまり、通知されたところであまり意味がないのです。

また、政府はプライバシーに配慮したアプリという体裁を保ってはおりますが、感染経路を把握するために陽性報告された時間と場所は個人を特定しないままデータとして活用します。

このことは感染拡大の阻止という名目こそ間違ってはいませんが、本質を見れば個人のための「接触通知アプリ」ではなく公共機関のための「感染場所特定アプリ」だといえそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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