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接触確認アプリcocoaで嘘申告はできないが誹謗中傷や憶測が心配

新型コロナ
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2020年6月19日、厚生労働省が新型コロナ感染者接触通知アプリCOCOAをリリースしました。

リリースして約1カ月間はプレビュー版といういわゆるお試し期間のような形をとるようで、後程アップデートも必要になってくることが予想できます。

そのプレビュー版で、早くもトラブルや不具合ではないかという問い合わせが、主に2つ寄せられています。

ひとつは、アプリをインストールしたくてもなかなか見つからないというものですが、これはリリース間もないことでアクセスが集中しているため、検索してもヒットしづらくなっているためだと思われます。

時間が経過すれば、自然と解消されていくものなので、さほど心配いりません。

もうひとつは、陽性反応(コロナ感染)報告に必要な処理番号を、でたらめに入力しても受け付けてしまい、「完了しました」と出ることです。

「簡単にいたずらできてしまう」とネット上でもかなり騒がれています。

しかし、厚生労働省がいたずらはできないことをすぐに説明しました。

この記事では、なぜいたずらできないのかもう少し詳しく述べるとともに、こういった不具合の心配よりもむしろ、接触通知アプリによりいわれのない誹謗中傷が増える恐れがあることを懸念し警鐘を鳴らすものです。

接触確認アプリcocoaで嘘申告はできないが誹謗中傷や憶測が心配

いたずら目的で虚偽の感染報告はできない

何故いたずらができないかというと、処理番号による照会を行うからです。

万一、PCR検査で陽性になってしまうと、保健所などで「新型コロナウイルス感染症等情報把握・管理システム」に登録され処理番号が通知されます。

接触通知アプリで陽性反応(コロナ感染)の報告をするためには、この処理番号が必要で、通知サーバーが正しい番号かどうか検証するので、虚偽報告ができないのです。

今回の不具合騒動では、厚生労働省は次のような説明をしています。

(厚生労働省HP)

あたかも受付が完了したかのように思えますが、陽性者登録はされないということです。

接触通知アプリの限界

いたずら目的で陽性の虚偽報告ができないことはわかりました。

しかし、このアプリがプライバシーに配慮し陽性報告が任意であることで、ある程度利用者による恣意的な操作が可能になる恐れがあります。

例えば、新型コロナの潜伏期間は、今のところ長くて14日間を目安にしています。

そのため、アプリの接触履歴も14日間を過ぎると消滅するようになっています。

例えば、陽性反応が出た人がすぐにアプリで報告しなかった場合、少なくとも15日前に濃厚接触した人には通知が届きません。

つまり、自分が感染源だと疑われないように黙っていることも自由ですし、報告を遅らせることも可能です。

「大切な人をまもるために」と銘打って自粛している今ですが、少々うがった見方をすれば「大切でない人はまもらない」こともできるということです。

感染者が特定できないから誹謗中傷が生まれる

コロナ感染者のプライバシー保護

国内において、このアプリがこれだけプライバシーに配慮されている理由のひとつは、コロナ感染者に対する差別や誹謗中傷が生じることを避けるためです。

しかし、昨今のSNSによるあらゆる誹謗中傷を見てもわかる通り、どうしても人物を特定しようとする動きは後を絶ちません。参考:スマホやブログで誹謗中傷やsnsで人を特定するのは危険な理由

このような理由で、陽性反応が出ても報告を任意にするのはやむを得ないことと言えます。

ただし、誹謗中傷から免れるのは主に個人に限った話で、ライブハウスやスーパーなどの店舗事業を営む側にとっては、ある程度避けられないことかもしれません。

店舗は個人より誹謗中傷されやすい

例えば個人の場合、その人の交友範囲がさほど広くなければ、濃厚接触した人が誰なのかすぐに思い当たることもあります。

ただ、思い当たるということは、それだけ近しい存在でもあるはずなので誹謗中傷が生じることはまずないと思われます。

しかし、アプリの通知を受け取って、ライブハウスや店舗などで感染したと考える人は、当然そこには今後近づきませんし、人によってはある種の正義感からかSNSで不特定多数に「あそこは危険だ」と警告し拡散するでしょう。

接触通知アプリが店舗を変える

そのような事態を招かないために、今後、店舗は下記のような対策を講じていくと思われます。

  • 接触通知アプリのインストールを入店条件とする
  • 1m以内15分以上、同じ人物と一緒にいない

上記は、言うまでもなくアプリが濃厚接触したことを記録する条件です。

参考:コロナ接触通知アプリで変わる生活~ガラケーからスマホへ完全移行か~

仮に、この先お客の誰かが感染したとしても、店舗が厳密に濃厚接触防止を講じていたことを訴えることができれば、少なくとも誹謗中傷は免れるのではないでしょうか。

最後に

接触通知アプリは利用するかどうかは自由で、万一感染した時の報告も任意です。

それはプライバシーに配慮した結果なのですが、昨今の風潮として誰かを特定する動きが必ず起こり、それはやがて関係ないところにまで誹謗中傷を飛び火させていきます。

接触通知アプリにもその危険の兆候がみられることを、ここまで述べてきました。

私たちは、くれぐれも感染拡大の防止という最大の利用目的を見失わないようにしなくてはいけません。

 

 

 

 

 

 

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