ジブリ最新作「アーヤと魔女」はなぜ劇場公開せずNHK放送したのか

ゲド戦記芸能エンタメ

 

宮崎吾郎監督最新作でスタジオジブリ初の全編3DCG制作となる長編アニメーション「アーヤと魔女」がNHK総合で12月30日夜に放送されました。

宮崎吾郎監督の「ゲド戦記」は比較的厳しい評価が目立っていたため、案の定、父である宮崎駿氏が監督しないことに落胆するコメントもネット上に散見されていました。

「アーヤと魔女」の放送が終わりましたが、今回の視聴者評価はどうだったのでしょう。

非常に気になるところです。

 

さて、そのような理由で、作品としての期待と不安が混在していた「アーヤと魔女」だったわけですが、その評価はともかく、放送が決まってから、多くのジブリファンから主に2つの疑問の声があがっていました。

それは、

  1. 映画として劇場公開せずTV長編アニメーションとして放送したのはなぜか?
  2. なぜNHK総合で放送したのか?

宮崎駿氏の作品に負けないよう、常に独自のやり方を模索し、これからもジブリを飛躍させていきたい吾郎氏にとって、一見すると、この2つはどちらもマイナスの効果しか及ぼさないのではないかと思ってしまいます。

しかし、実は今後のジブリ作品を世に出していく上で、きちんとした先見と戦略があったのです。

それは、劇場公開する次作品のための試金石とする目的があったからです。

放送する局も、その点のおいて信頼できる局を選ぶ必要がありました。

以下、詳しくご説明していきます。

 

この記事は、今回放送された「アーヤと魔女」には製作者の隠された意図があったことを明らかにするものです。

これを知ることで「アーヤと魔女」をまた違った角度から視ることができ、ジブリファンの方にとっても有意義な情報となります。

 

 

 

※この記事は独自の取材とルートで得られた情報に基づいて作成しています。

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ジブリ最新作「アーヤと魔女」はなぜ劇場公開せずNHK放送したのか

 

アーヤと魔女とは

すでに周知のこととは思いますが、まずは簡単に概要をご紹介しておきます。

「アーヤと魔女」は、「ハウルの動く城」の原作でも知られるダイアナ・ウィン・ジョーンズの同名児童文学です。



公式なものも含めて、ネタバレしないよう多くのメディアで紹介されているあらすじは以下のようなものです。

わたしはダレの言いなりにもならない。
舞台は、1990年代のイギリス。主人公は10歳の少女、アーヤ。赤ん坊の頃から孤児として育ったアーヤは、誰もが自分の思いどおりにしてくれる孤児院での生活がとても快適だった。だから、誰かに貰われたいなんて、一度だって思ったことが無かった。
ところがある日、突然やってきた変てこな二人組、派手な女と長身の男に引き取られることになってしまう。

引用元:NHKオンライン

 

そして、主人公アーヤの声を担当したのは、13歳の平澤宏宏路(こころ)さんです。

 

 

例えば、「千と千尋」で千尋の声を担当した柊瑠美さんも当時14歳でした。

年も若くてこれから伸びるであろう逸材を見つけて起用するのは、父の駿氏と同じのようです。

 

宮崎吾郎監督

上述した「ゲド戦記」をはじめ、宮崎吾郎監督作品は駿氏と比べられ、厳しい評価を受けることが多いようです。

そのため、独自の色を出しながら新しいジブリを発展させるべく頑張っているのが吾郎監督なのです。

そして、今までのジブリになかった新しいやり方として吾郎監督が取り入れたものの一つが3DCGです。

3DCG

アーヤと魔女はスタジオジブリ初の全編3DCG制作となる長編アニメーションです。

熟練された腕を持つ制作陣によって生み出されてきた、美しい背景や人に定評がある今までのジブリを知る人たちには賛否両論あったようです。

しかし、吾郎監督はこの3DCGをフル活用して今後もジブリ作品を作り出しいく考えを持っています。

そういう時代になっていると感じているのです。

山賊の娘ローニャ

宮崎吾朗監督の初めてのTVシリーズ作品として2014年秋からBSプレミアムで放送されていました。

アーヤと魔女は全編フル3DCGですが、山賊の娘ローニャもその3DCGの技術が取り入れられた作品です。

この2つの作品の共通点は、3DCGが用いられておりどちらもNHKで放送されているということに注目です。

 

スタジオジブリの勝負映画が近い将来公開される?

山賊の娘ローニャは宮崎吾郎監督にとって3DCGの技術を向上させるための作品でした。

そして、今回のアーヤと魔女はその腕前を存分に振るうための最新作。

では、その先にあるものは?

当然、劇場公開できる3DCGを使った勝負映画の製作です。

アーヤと魔女も3DCGの技術力が注がれた力作ではあったのですが、劇場公開できない事情が2つありました。

  • 新型コロナの影響で劇場集客が見込めなかった
  • 3DCG映画の確固とした支持と評価を得る必要があった

この2つの理由から、アーヤと魔女のTV放送は、いずれ劇場公開する勝負映画のための試金石とする位置づけがなされていたのです。

つまり、ジブリの3DCG映画作品は劇場公開しても十分なヒットが見込めるかと言うことです。

そのためには、民放ではなくNHKの協力も必要でした。

NHK総合で放送した理由

乱太郎やおじゃる丸など、NHKのアニメは今でこそよく見かけるようになりましたが、少し前まではNHKでアニメ放送というのは異例でした。

アニメ解禁後も、NHKは納期や違約金といった規約が厳しいことで有名で、NHKでのアニメ放送はハードルが高いものでした。

しかし、その分放映時間や著作権に至るまで、民放に比べて厳格なので、映画製作が主力のジブリにとってはNHKアニメのブランド力を借りつつ、公開の協力を得ることが得策だったと考えられます。

ただ見方を変えると、それだけ宮崎吾郎監督の3DCG映画は未だ大きな勝負に出られない、不安要素が付きまとうものであることも示しています。

カンヌ国際映画祭

そうは言いつつも、アーヤと魔女はカンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクション作品に選ばれています。

これは実に喜ばしいことで、スタジオジブリや吾郎監督自身には不安な気持ちがあるものの、対外的に認められたことを示すひとつの結果でした。

このように目に見える好意的な評価が積み重なっていけば、ジブリの最新作が早く観ることができるようになるでしょう。

 

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最後に

宮崎吾郎監督は新しい時代に即した新しいジブリ作品を生み出そうと、日々考えておられます。

その一つの政策手法が3DCGであり、今までのジブリ作品にはないもので賛否両論ある中、世の中の信を問う意味もあり、今回NHK総合で「アーヤと魔女」を放送するに至ったのです。

これからのジブリ作品がどうなっていくのか、最新作はいつできるのか、それは今回の評価に深く関わるはずです。

 


 

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